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行って来ました、夏合宿パート1

7月21日より、フランスのオンブロネー(リヨンから普通電車で40分くらいのところ)に
一週間いってきました。

今回招待された教授陣は、ジュネーブのアンサンブル
“カッペラ・メディテラネ”のメンバー4人。
全員がアルゼンチン出身なだけあって、熱ぅ~い雰囲気で
最初から最後まで盛り上がりました。

特に、ジュネーブのコンセルヴァトワールの大学院で通奏低音を教えている
レオナルド(通称レオ、生徒にもこう呼ばれています)の魅せかたのうまい事!!!!

朝は、個人レッスンをしてもらい、午後はうたの人達とのアンサンブルのレッスンの毎日。

夜、先生のもう一つのアンサンブルのメンバーと、リハを兼ねた、
プライベート・コンサートをしてくれたり、講演を2度してくれるなど、文字どうり
盛りだくさんな一週間でした。

さて、お題はというと、バルバラ・ストロッジを中心に17世紀イタリアのマドリガル、
モテット等、ソロから5声編成のものをたくさん読みました。

と、いうのも第一日目は、地中海・中近東の伝統音楽に詳しい、マルク・ラピュイ氏による、
即興のセミナーがイントロとしてあり、実際ちゃんとマドリガルの勉強が出来たのは、
4日間(最後の1日は最終コンサートのあわせ等)だったのです。
なので、少しの曲をじっくり何度もというわけにはいかず、実際一回しかやっていないのに
コンサートで演奏した曲も多々ありました。

先生としては、そんな短時間でコンサートにまでもっていくのは無理だし、コンサートは
ナシにしてくださいと主催者側にいってみたものの、観客にもリーピーターが多いので、
ぜひやってほしいとのこと。

結果、まぁ、無事にすみましたが、こんなに緊張するコンサートは始めて。
なにせ、演奏する直前(舞台の上で楽譜を探したほど!)まで何の曲弾くのか
わからないのですから・・・・。


でも、この先生なんとまだ31歳。
うそ?!
この若さで、このカリスマ??
本当に世の中びっくりする事だらけです(汗)
by manami-haraguchi | 2008-08-07 13:52